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超楽器

出版社名 世界思想社
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-7907-1801-7
4-7907-1801-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 182P 18cm

商品内容

要旨

コンサートホールを起点に鳴り響く16篇の物語。ジャングルの音、開演前のざわめき、神への祈り…音楽の初源と極限がここにある。

目次

プロローグ
第1部 律動(ジャングルとコンサートホール(山極壽一)
一度しかない出来事を繰り返すよろこび(堀江敏幸)
第九から始まる心と街の復興(佐渡裕)
奏でるよりも聴くことで(三宅香帆)
コンサートホールの「ざわめき」を考える(岡田暁夫)
間奏曲 磯崎新の建築における音楽空間(五十嵐太郎))
第2部 旋律(神々に届く音(彬子女王)
魔法の音楽(岸田繁)
指揮者としての原点(広上淳一)
ゆらいとみらい、旋律の(小沼純一)
間奏曲 磯崎新さんと京都コンサートホール(豊田泰久))
第3部 交響(ワーグナーの楽劇から広がる世界(金剛永謹)
果てしない音楽の旅(沖澤のどか)
京都が生み出す、木琴の音色(通崎睦美)
間奏曲 京都コンサートホールのこれまでとこれから(高野裕子))
エピローグ―楽器を超える楽器(鷲田清一)

著者紹介

鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
1949年京都生まれ。哲学者。京都コンサートホール館長、サントリー文化財団副理事長。朝日新聞「折々のことば」執筆者。京都大学大学院文学研究科(哲学)博士課程修了。大阪大学教授、大阪大学総長、せんだいメディアテーク館長、京都市立芸術大学理事長・学長などを歴任
高野 裕子 (タカノ ユウコ)  
1981年生まれ、京都市出身。京都コンサートホールプロデューサー、事業企画課長。京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同大学院修了。博士(音楽学)。フランス政府給費留学生やロームミュージックファンデーション奨学生としてトゥール大学およびトゥール地方音楽院に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)