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イスラーム世界の論じ方

出版社名 中央公論新社
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-12-003990-4
4-12-003990-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 425P 20cm
シリーズ名 イスラーム世界の論じ方

商品内容

文学賞情報

2009年 第31回 サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞

要旨

日本の言説空間の閉塞状況を乗り越え、時々刻々変化する国際政治システムにおけるイスラーム世界の全体像を内在的かつ動的に把握するための枠組みを提示する。

目次

第1部 構造(メディアの射程
思想の円環)
第2部 視座(人質にされたもの
予定調和を超えて)
第3部 時間(夜明けを待ちながら
自由のゆくえ
散らばったパズル)

出版社
商品紹介

現地情報の精査と分析、社会思想の内在的把握を通して、現代イスラーム諸国の政治を読み解く。俊英による近年の論考を集成。

おすすめコメント

日本の言説空間の閉塞状況を乗り越え、時々刻々変化する国際政治システムにおけるイスラーム世界の全体像を、内在的かつ動的に把握するための枠組みを提示する。

著者紹介

池内 恵 (イケウチ サトシ)  
1973年、東京都生まれ。1996年、東京大学文学部思想文化学科イスラム学専修課程卒業。2001年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授。専門分野はイスラーム政治思想史、中東地域研究。主な著書に『現代アラブの社会思想―終末論とイスラーム主義』(講談社現代新書、2002年。第2回大佛次郎論壇賞)、『書物の運命』(文藝春秋、2006年。第5回毎日書評賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)