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10歳の質問箱 続

なやみちゃん、絶体絶命!

出版社名 小学館
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-09-227193-7
4-09-227193-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 221P 20cm
シリーズ名 10歳の質問箱

商品内容

要旨

「どうすれば夜がこわくなくなりますか?」「なぜ本を読まなくちゃいけないんですか?」「なぜ人を殺してはいけないんですか?」なやみちゃんとなやむくんが自分らしくあるために!44人の作家たちがアドバイス!

目次

1 自分のこと、まわりの人のこと(災害が起きたときは大変だなあと思うのに、いつのまにか忘れています。ぼくは冷たい人間でしょうか?(中島京子さん
貴乃花光司さん)
人は見た目がいちばんだと思います。そう思うのはいけませんか?(ひこ・田中さん
野中柊さん)
きらいな子、いやな子がいます。性格を直してもらうことはできますか?(阿川佐和子さん
山本晋也さん)
特別な理由はないのにすごくさびしい気持ちになるのは、なぜ?そんなときどうすればいいですか?(朽木祥さん
西木正明さん)
夜、特に暗闇がこわくてたまりません。どうすれば夜がこわくなくなりますか?(柏葉幸子さん
山本晋也さん) ほか)
2 社会のこと(親が離婚して名字が変わります。自分じゃなくなるみたいですごくいや。名字は選べないのですか?(落合恵子さん
吉岡忍さん)
なぜ人を殺してはいけないんですか。死刑は殺人ではないのですか?(冲方丁さん
寮美千子さん)
神さまはいるんですか?もしいるのなら、なぜ事故や病気や戦争で、罪のない子どもたちを死なせちゃうの?(見城美枝子さん
中村敦夫さん)
「働かざる者食うべからず」といいますが、働けない人はどうすればいいのでしょうか?(堀切リエさん
山田真さん)
多数決はいつも正しいのですか?自分の意見が通らないときはどうすればいいのでしょう?(あさのあつこさん
佐高信さん) ほか)

出版社・メーカーコメント

子どもの「なぜ?」に作家が答える人生相談子どもの「なぜ?」に作家が答える人生相談『10歳の質問箱』の続編です。前作は、子供版人生相談読み物として、子どもの素朴な疑問に大人が大まじめに答えるという趣向が大好評でした。「進学校に行ったら幸せになれるの?」「いやな子の性格を直すことはできますか?」「どうして本なんか読まなくちゃいけないの?」「選挙はどうして必要なのですか?」などなど。子どもたちの質問に、日本を代表する作家たちが、いろんな角度で答える、いわば“作家たちの道徳教育”です。回答者は、森絵都、浅田次郎、あさのあつこ、朽木祥、志茂田景樹、貴乃花光司、吉岡忍、山田真などの44人。大人の真っ正直な言葉を子どもたちに届けます。編者となっています『日本ペンクラブ「子どもの本」委員会』とは、日本ペンクラブの中の子どもの本の作家や編集者たちが、子どもたちをとりまくいろいろなことを考えていこうと集まった委員会です。

著者紹介

鈴木 のりたけ (スズキ ノリタケ)  
1975年、静岡県浜松市生まれ。会社員、グラフィックデザイナーを経て、絵本作家になる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)