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食の属国日本 命を守る農業再生

出版社名 三和書籍
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-86251-583-4
4-86251-583-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

農を守ることこそ真の国防。「日本の農業は、世界で最も過保護である」と日本国民に長らく刷り込まれてきた。だが、実態は全く逆である。「世界で最もセーフティネットが欠如している」のが日本の農業なのである。「対策はせずに疲弊させて、有事には罰金で脅して作らせればいい」わけがない。「農業基本法」改正から読み解く。緊急レポート令和の米騒動収載。

目次

第一章 今、何が求められているのか
第二章 なぜ、自給率を重視せず「有事立法」なのか
第三章 今だけ、金だけ、自分だけの農業がもたらすもの
第四章 腰砕けの価格転嫁誘導策
第五章 多様な農業経営体からの後退
第六章 牛は水道の蛇口ではない
第七章 田んぼ「潰し」に七五〇億円
第八章 種をいかに守っていくか
第九章 農を守ることこそ真の国防
緊急レポート 令和の米騒動(コメ不足は猛暑のせいではない!〜農家を苦しめる政策が根本原因
「オレンジ・牛肉ショック」の深層〜貿易自由化と消費者選択)

著者紹介

鈴木 宣弘 (スズキ ノブヒロ)  
東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・名誉教授。1958年生まれ。三重県志摩市出身。東京大学農学部卒。農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から東京大学教授、2024年から現職。1998年〜2010年夏期はコーネル大学客員助教授、教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)