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骸骨ビルの庭 下

講談社文庫 み16−27

出版社名 講談社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-06-277022-4
4-06-277022-9
税込価格 660円
頁数・縦 315P 15cm
シリーズ名 骸骨ビルの庭

商品内容

要旨

今も親代わりの茂木の話では、彼らが一緒に育てた桐田夏美から性的暴力を受けたと訴えられ、失意のうちに亡くなった阿部轍正の名誉が回復されればみな立ち去るという。孤児たちの暮らしをなぞるように庭を耕し始めた八木沢は、真実を求めて夏美の消息を追うが…。人間の魂の絆を描いた感動の力作長編。

出版社・メーカーコメント

自分たちが捨て置かれたこの庭で、堆肥を作り、野菜を育てる。「パパちゃん」とともに生きてきた日々が彼らに遺したもの。 今も親代わりの茂木の話では、彼らが一緒に育てた桐田夏美から性的暴力を受けたと訴えられ、失意のうちに亡くなった阿部轍正の名誉が回復されればみな立ち去るという。孤児たちの暮らしをなぞるように庭を耕し始めた八木沢は、真実を求めて夏美の消息を追うが……。人間の魂の絆を描いた感動の力作長編!

著者紹介

宮本 輝 (ミヤモト テル)  
1947年兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒。’77年『泥の河』で太宰治賞、’78年『螢川』で芥川賞、’87年『優駿』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。’95年の阪神淡路大震災で自宅が倒壊。2004年『約束の冬』で芸術選奨文部科学大臣賞、’09年『骸骨ビルの庭』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)