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鎖と罠 皆川博子傑作短篇集

中公文庫 み17−4

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-12-206431-7
4-12-206431-7
税込価格 902円
頁数・縦 441P 16cm

商品内容

要旨

湖から屍蝋が上がった―。小さなバーのママと常連客は、そのニュースに激しく動揺する(「水底の祭り」)。十二年前の夏、不注意から起こった悲劇。大人になり再会した二人は狩りに出た(「風狩り人」)。兄のひと言から、封印された暴力の記憶が甦り…(「鎖と罠」)。初期の傑作を厳選した、文庫オリジナル短篇集。

おすすめコメント

湖の底、昼下がりの庭、異教徒の島――深く葬った過去の罪が甦る!極上の謎(ミステリー)と幻想。皆川ワールド入門篇に最適な傑作短篇セレクションここに刊行。幻想小説とミステリが高度に融合した傑作短篇集。

著者紹介

皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)  
1930年、京城生まれ。東京女子大学英文科中退。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞。『壁 旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、『恋紅』で直木賞、『薔薇忌』で柴田錬三郎賞、『死の泉』で吉川英治文学賞、『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU』で本格ミステリ大賞を受賞。2013年にはその功績を認められ、日本ミステリー文学大賞を受賞、15年に文化功労者に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)