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新しいおとな

河出文庫 い41−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-309-41611-3
4-309-41611-X
税込価格 814円
頁数・縦 277P 15cm

商品内容

要旨

石井桃子は、「子どもの本」は根源的に「人間の本」であるという信念のもと、子どもと本を結ぶことを生涯の仕事とした。子どもにとってよい本とは?児童図書館の必要性、読み聞かせの秘訣など、幼時のゆたかな読書体験、子どもの本の編集・翻訳・創作、かつら文庫での実践を通して学んだことを、惜しみなく、やさしいことばで伝えてくれる。

目次

私の読書
子どもにとって、絵本とは何か
幼い子どもと絵本を結びつけよう
幼児の記憶と思いあわせて
子どもたちの選ぶ本
ひとりひとりの子ども
大人になって
子どものすがたの内と外
親と子のつながり
子どもとマス・コミ〔ほか〕

おすすめコメント

よい本を、もっとたくさん。幼い日のゆたかな読書体験と「かつら文庫」の実践から生まれた、子ども、読書、絵本、本づくりをめぐる随筆集。文庫化にあたり再編集し、写真、新規原稿を3篇収録。

著者紹介

石井 桃子 (イシイ モモコ)  
1907年、埼玉県浦和に生まれる。28年、日本女子大学校英文学部卒業後、出版に従事。戦後、宮城県鴬沢で農業・酪農を始める。その後、編集者、翻訳家、児童文学作家として活躍。58年、自宅の一室に子どもの図書室「かつら文庫」を開く(のちに公益財団法人東京子ども図書館へ発展)。著書、翻訳書に、『ノンちゃん雲に乗る』ほか多数。2008年、101歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)