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ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる

文春新書 1191

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-16-661191-1
4-16-661191-7
税込価格 880円
頁数・縦 239P 18cm

商品内容

要旨

ベートーヴェン「第九」が起こした革命とは?グローバリズムに牙をむいた怪物ワーグナー、自作の讃美歌で宗教改革を広めたルター、「音楽の父」バッハは時代から浮いていた、就職活動で苦しんだモーツァルト、ロンドン市民の居眠りをやめさせたハイドンの秘策、シェーンベルクは妻の不倫に悩んで、メロディを破壊した!?など、大作曲家たちの意外な素顔から解き明かす画期的な世界史!

目次

序章 クラシックを知れば世界史がわかる
第1章 グレゴリオ聖歌と「神の秩序」
第2章 宗教改革が音楽を変えた
第3章 大都市と巨匠たち
第4章 ベートーヴェンの時代
第5章 ロマン派と新時代の市民
第6章 “怪物”ワーグナーとナショナリズム
第7章 二十世紀音楽と壊れた世界

おすすめコメント

なぜモーツァルトは就活で苦しんだ? ワーグナー「勝利の方程式」とは? 歴史の流れを明快に解き明かす画期的音楽史。

著者紹介

片山 杜秀 (カタヤマ モリヒデ)  
思想史研究者、慶應義塾大学教授。1963年宮城県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。著書に『音盤考現学』、『音盤博物誌』(この2冊で吉田秀和賞、サントリー学芸賞)、『未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命』(司馬遼太郎賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)