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日本の財政と社会保障 給付と負担の将来ビジョン

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-492-70150-8
4-492-70150-8
税込価格 4,950円
頁数・縦 284P 22cm

商品内容

要旨

「中福祉・低負担」から「中福祉・中負担」への財政・社会保障改革は実現可能なのか?日本の財政のマクロ・データに加えて、「国民生活基礎調査」(厚生労働省)の個票データ、筆者独自の「税・社会保障についての意識調査」などのマイクロ・データを分析。納税者の深層心理や税・社会保険料負担の実態に基づいた、日本の財政と社会保障の改革のための将来ビジョンと道筋・時間軸を提言する。

目次

第1章 財政問題とは何か
第2章 財政・社会保障改革の軌跡
第3章 消費税増税と日本経済
第4章 幻の財政構造改革
第5章 中福祉・低負担の深層
第6章 社会保障制度の新設計
第7章 税制改革の全体構想
第8章 政府債務の持続可能性
第9章 国債と長期金利
第10章 欧米における財政改革

おすすめコメント

財政のマクロデータ、「国民生活基礎調査」のミクロデータから社会保障を分析。納税者意識まで踏み込んだ改革の道筋と時間軸を提言

著者紹介

持田 信樹 (モチダ ノブキ)  
1953年生まれ。1977年東京大学経済学部卒業、1982年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、経済学博士(東京大学)。現在、東京大学大学院経済学研究科教授、経済学研究科長・経済学部長。この間、会計検査院特別研究官、世界銀行および国連人間居住計画コンサルタント、総務省地方財政審議会特別委員、財務省財務総合政策研究所平成財政史執筆委員、内閣府政策コメンテーター等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)