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つかふ 使用論ノート

出版社名 小学館
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-09-388805-9
4-09-388805-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 256P 20cm

商品内容

要旨

「使う」「使われる」広やかな意味を持つ「つかふ」をもういちどわたしたちの暮らしにたぐり寄せる。

目次

1 「つかふ」の原型(「つかふ」という事態
身体の用法 ほか)
2 技倆―“用の美”から“器用仕事”へ(「用」と「美」
技巧・技術・技倆 ほか)
3 使用の過剰―「使える」ということ(「使える」ということ
反動に応じる ほか)
4 「つかふ」の諸相(スケッチ)(遣ふ
飼う その一 ほか)
5 使用の両極(いたぶり
占有 ほか)

出版社・メーカーコメント

日常さまざまな意で用いる「つかう」。この言葉をめぐって、心の動き、性の関係、保育・介護の場面など具体的な場に即して、徹底的に考え抜いた哲学エッセイ

著者紹介

鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科(哲学)博士課程修了。大阪大学教授、同総長、京都市立芸術大学理事長・学長等を経て、現在、せんだいメディアテーク館長、サントリー文化財団副理事長。主な著書に『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)