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昭和23年冬の暗号

中公文庫 い108−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-12-207074-5
4-12-207074-0
税込価格 814円
頁数・縦 296P 16cm

商品内容

要旨

昭和二十三年十二月二十三日、東條英機をはじめA級戦犯が処刑された。なぜ皇太子明仁の誕生日、のちの「天皇誕生日」が選ばれたのか。そこにアメリカが仕掛けた「暗号」から敗戦国日本の真実を解き明かす、『昭和16年夏の敗戦』完結篇。新たに書き下ろし論考「予測できない未来に対処するために」を収録。

目次

第1章 子爵夫人
第2章 奥日光の暗雲
第3章 アメリカ人
第4章 天皇の密約
第5章 四月二十九日の誕生日
第6章 退位せず
終章 十二月二十三日の十字架

出版社・メーカーコメント

マッカーサーが戦後日本のカレンダーに刻んだ「暗号」とは? 『昭和16年夏の敗戦』の完結編となる歴史ノンフィクション。

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年、辞任。15年、大阪府・市特別顧問就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)