原敬 「平民宰相」の虚像と実像
中公新書 2660
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2021年9月 |
ISBNコード |
978-4-12-102660-6
(4-12-102660-8) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 324P 18cm |
商品内容
要旨 |
初の「平民」首相として、本格的政党内閣を率いた原敬。戊辰戦争で敗れた盛岡藩出身の原は苦学を重ね、新聞記者を経て外務省入省、次官まで栄進する。その後、伊藤博文の政友会に参加、政治家の道を歩む。大正政変、米騒動など民意高揚の中、閣僚を経て党の看板として藩閥と時に敵対、時に妥協し改革を主導。首相就任後、未来を見据えた改革途上で凶刃に倒れた。独裁的、権威的と評されるリアリスト原の軌跡とその真意を描く。 |
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目次 |
第1章 明治維新後の新時代―激変のなかを生きる |
出版社・メーカーコメント
初の「平民」首相として、本格的政党内閣を率いた原敬。戊辰戦争で敗れた盛岡藩出身の原は苦学を重ね、新聞記者から外務省入省。パリ公使館を経て外務次官と栄進する。だが大阪の新聞社経営に転身、さらに伊藤博文の政友会に参加、政治家の道を歩む。大正政変、米騒動など民意高揚の中、閣僚を経て党の看板として藩閥と敵対、時に妥協し、政党を育成しつつ、改革を主導。選挙に勝利し首相に就任する。独裁的、権威的と評されるリアリスト原の軌跡とその真意を描く。