危機に立つ東大 入試制度改革をめぐる葛藤と迷走
ちくま新書 1473
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2020年1月 |
ISBNコード |
978-4-480-07283-2
(4-480-07283-7) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 241P 18cm |
商品内容
要旨 |
大学という場が危機に直面している。日本のリーディング大学である東大においても、秋季入学への移行、英語民間試験の活用といった問題をめぐって目的と手段の逆転した議論が進行し、本来あるべき思考の筋道が見失われている。制度改革をめぐる混乱がここまで尾を曳いたのは、日本社会を透明な霧のように包む「諦念」や「忖度」の空気が、大学という学問の府にまで浸透してしまったせいではないだろうか。本書では、教育・入試制度改革の顛末と問題に至った経緯を見直し、大学のあるべき姿を提示する。 |
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目次 |
序章 諦念の時代 |
出版社・メーカーコメント
秋季入学構想の加速、英語民間試験をめぐる問題……日本のリーディング大学で何が起こっていたのか? 改革の経緯を見直し、大学のあるべき姿を提示する。