• 本

日米地位協定の現場を行く 「基地のある街」の現実

岩波新書 新赤版 1928

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-00-431928-3
4-00-431928-5
税込価格 990円
頁数・縦 244,6P 18cm

商品内容

要旨

なぜ日本では米軍による犯罪・事件を裁くことが難しいのか。なぜ騒音被害や環境汚染を止められないのか。なぜ基地のそばで暮らしているというだけで数多くの悩みを抱えねばならないのか―積み重なる「なぜ」の原因は日米地位協定にある。「国の専管事項」である安全保障が私たちの日常を脅かす。その実態と原因に迫る。

目次

第1章 日米地位協定とは何か
第2章 三沢基地―青森県
第3章 首都圏の米軍基地
第4章 岩国飛行場―山口県
第5章 自衛隊築城基地―福岡県
第6章 自衛隊新田原基地―宮崎県
第7章 馬毛島―鹿児島県
第8章 嘉手納基地―沖縄県

出版社・メーカーコメント

なぜ日本では米兵の犯罪を取り締まることができないのか。なぜ騒音被害や環境汚染を止められないのか。なぜ基地のそばで暮らしているというだけで数多くの悩みを抱えねばならないのか。――積み重なる「なぜ」の原因は日米地位協定にある。「国の専権事項」である安全保障が私たちの日常を脅かす。その実態と原因に迫る。

著者紹介

山本 章子 (ヤマモト アキコ)  
1979年生まれ。琉球大学人文社会学部国際法政学科准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専攻は国際政治史。著書に『米国と日米安保条約改定』(吉田書店、猪木正道賞奨励賞受賞)、『日米地位協定』(中公新書、沖縄研究奨励賞・石橋湛山賞受賞)など
宮城 裕也 (ミヤギ ヒロヤ)  
1987年生まれ。沖縄県宜野湾市出身。毎日新聞記者。沖縄国際大学卒業後、2011年に毎日新聞に入社。青森支局を経て西部報道部(北九州)に所属。米軍・自衛隊基地や安全保障の問題を取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)