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博士の愛したジミな昆虫

岩波ジュニア新書 916

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-00-500916-9
4-00-500916-6
税込価格 968円
頁数・縦 250,3P 18cm

商品内容

要旨

カブトムシもクワガタも、アゲハも、トンボも主役じゃない。スター昆虫ではないけれど、ジミな虫たちだって、やってることはスゴすぎる!!SFみたいなびっくり生態、植物やほかの虫たちとの複雑怪奇なからみ合い…。その謎を解いていくワクワクを、10人の昆虫博士たちが愛したとびっきりジミな昆虫の研究から熱く語る!

目次

第1章 すみわけ、食べわけ、サバイバル!(そっくりな虫どうしのジミな「ケンカ」―テントウムシのすみわけはなぜ起きる?
逃げるが勝ち!のモンシロチョウ)
第2章 共進化が生んだ「オンリー・ユー」(ゾウムシの「槍」とツバキの「盾」の共進化
相思相愛?アリと植物のコミュニケーション)
第3章 敵か、味方か?関係はフクザツなのだ(敵の敵は友?寄生蜂と植物の関係―化学物質を介した相互作用
敵を味方に!敵の敵は味方?―アリを恐れないアブラムシの天敵たち)
第4章 外来種がやって来た!(ヒアリ、アルゼンチンアリはなぜはびこる?―外来種の研究と生物多様性
虫を調べに南へ北へ―外来昆虫の新天地への適応)
第5章 多様なムシの集まり、食うか食われるか!(ただの虫のただならぬ働き―農業害虫と天敵
弱者だって、共存できる!―「まさか!」と「ご縁」の研究生活)

おすすめコメント

カブトムシもクワガタも、アゲハも、トンボも出てこない。スター昆虫ではないけれど、ジミな虫たちだって、やってることはスゴすぎる…!! SFみたいなびっくり生態、植物やほかの虫たちとの複雑怪奇なからみ合い。その謎を解いていくワクワクを、10人の昆虫博士たちが愛した、とびっきりジミな昆虫の研究から熱く語る!

著者紹介

金子 修治 (カネコ シュウジ)  
1969年生。京都大学大学院理学研究科博士課程中退。理学博士。これまで、静岡県農林技術研究所と大阪府立環境農林水産総合研究所で農作物の害虫と天敵の研究に従事
鈴木 紀之 (スズキ ノリユキ)  
1984年生。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、高知大学農林海洋科学部准教授
安田 弘法 (ヤスダ ヒロノリ)  
1954年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、放送大学山形学習センター所長。自然のバランスの機構の解明をライフワークとし、現在は、無肥料・無農薬・無除草剤で淡水生物の機能を活用しておいしいお米を多く収穫する研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)