• 本

大迷宮

改版

角川文庫 よ5−64

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-04-112911-1
4-04-112911-7
税込価格 836円
頁数・縦 233P 15cm

商品内容

要旨

避暑のため軽井沢に滞在する滋と謙三。サイクリングに出かけた先で急な夕立にあい、古びた洋館に泊めてもらうことに。2人を手厚く出迎えたのは、10年前に行方不明になった世界的サーカス王の遺児、剣太郎だった。ところがその夜、怪しい足音を聞いた滋と謙三が剣太郎の寝室をのぞくと、ベッドの天井が突然下がってきて絶体絶命…!?名探偵・金田一耕助の大人気シリーズ。金田一と怪獣男爵の対決が、ここに幕を開ける!

出版社・メーカーコメント

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!「あっ、ベッドの天井が!」滋の叫び声に振り向いた謙三は思わず息を呑んだ。剣太郎少年が寝ている箱形ベッドの天井が、音もなく降りてきた。二人は慌てて剣太郎を助け出そうとしたが、もう遅かった……。

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)