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つばめの来る日

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-04-356702-7
4-04-356702-2
税込価格 616円
頁数・縦 251P 15cm

商品内容

要旨

父親に認めてもらおうとボクシングを始める少年、息子と初めての潮干狩りに出かける父親。試験勉強のために女友達の家を訪れる大学生、ベランダで鉢植えを愛でる独身サラリーマン…。ふつうの人生を生きる、ごくふつうの男たちの背中は、いつもどこか淋しい。男にとっての幸福とは孤独とは、いったい何なのか。じんわりと心にしみこんでくる、九つのほのかな感動。著者自作解説つき。

著者紹介

橋本 治 (ハシモト オサム)  
1948年、東京都生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年青春小説『桃尻娘』で作家デビュー以来、SF『暗野』、評論『宗教なんかこわくない!』ほか、『生きる歓び』『双調平家物語』など、その非常に巧みで多彩な作風には定評があり、幅広く人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)