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知っておきたい「酒」の世界史

角川ソフィア文庫 SP352

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-04-406404-4
4-04-406404-0
税込価格 880円
頁数・縦 221P 15cm

商品内容

要旨

ウオッカ、テキーラ、日本の焼酎など、世界中のすべての蒸留酒は、9世紀にイスラームで錬金術のために発明された蒸留器「アランビク」からはじまった。メソポタミアからヨーロッパにもたらされた「液体のパン」ビール、ペストの恐怖が育てたウイスキーとブランデー、飲料水代わりだった大航海時代のワイン、冬の寒さが生んだ奇跡の酒シャンパンなど、世界をめぐる多様なお酒の意外な来歴と文化がわかる、おもしろ世界史。

目次

第1章 酒との幸せな出会い
第2章 文明は酒づくりに熱心だった
第3章 イスラーム世界から東西に伝えられた蒸留酒
第4章 オーシャンと航海がひろげた飲酒文化
第5章 近代社会が育てた酒たち
第6章 酒は巨大化する人工空間を満たす

おすすめコメント

ビールで酔うと後ろに倒れる? 世界をめぐる多様なお酒の歴史雑学。ウイスキー、ブランデー、ウオッカなどの蒸留酒は、イスラームの錬金術からはじまり、大航海時代の交易はワインから新たな酒を生んだ。世界中のあらゆる酒の意外な来歴と文化がわかる、おもしろ世界史。

著者紹介

宮崎 正勝 (ミヤザキ マサカツ)  
1942年生。元北海道教育大学教育学部教授。東京教育大学文学部史学科卒。専攻は、前近代の国際交流史、世界史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)