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与謝野晶子の源氏物語 中

六条院の四季

角川ソフィア文庫 SP369

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-04-408402-8
4-04-408402-5
税込価格 1,056円
頁数・縦 479P 15cm
シリーズ名 与謝野晶子の源氏物語

商品内容

要旨

女性たちを住まわせるために豪奢な屋敷六条院を造った光源氏は、兄の懇願によってやむなくその娘(女三の宮)を正妻に迎えることにした。しかし、六条院の蹴鞠の会で青年柏木が女三の宮に一目惚れし、二人の間に不義の子・薫が生まれる。光源氏はすべてを知りながらも胸のうちにとどめるが、やがて柏木と女三の宮は自らの罪の意識に押し潰される―。本巻には「藤袴」から「総角」を収録。梶田半古の挿画入り。

おすすめコメント

情熱歌人が愛し訳した王朝の恋物語!こなれた訳文で、通読に最適。息子の親友に若妻を犯された中年光源氏は、若き日の過ちを悔いる・・・・・・。情熱歌人・与謝野晶子が恋物語としての面白さを濃縮して翻訳した「新訳源氏物語」。読みやすくて挿絵入り。「藤袴」から「総角」までを収録。

著者紹介

与謝野 晶子 (ヨサノ アキコ)  
1878年、大阪府堺市生まれ。大恋愛の末に与謝野鉄幹と結婚。文芸美術雑誌『明星』で活躍し、第一歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名となる。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐にわたり活躍。教育活動にも熱心に取り組んだ。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、「新訳」のほか、「講義」(焼失)「全訳」と3度も訳業を手掛けている。1942年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)