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生き残った帝国ビザンティン

講談社学術文庫 1866

出版社名 講談社
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-06-159866-9
4-06-159866-X
税込価格 1,221円
頁数・縦 275P 15cm

商品内容

要旨

栄華の都コンスタンティノープル、イコンに彩られた聖ソフィア教会…。興亡を繰り返すヨーロッパとアジアの境界、「文明の十字路」にあって、帝国はなぜ一千年以上も存続しえたのか。キリスト教と「偉大なローマ」の理念を守る一方、皇帝・貴族・知識人は変化にどう対応したか。ローマ皇帝の改宗から帝都陥落まで、「奇跡の一千年」を活写する。

目次

プロローグ―奇跡の一千年
第1章 ローマ皇帝の改宗
第2章 「新しいローマ」の登場
第3章 「パンとサーカス」の終焉
第4章 栄光のコンスタンティノープル
第5章 苦悩する帝国
第6章 ビザンティン帝国の落日
エピローグ―一千年を支えた理念

おすすめコメント

ヨーロッパとアジア、キリスト教とイスラーム……「文明の十字路」にあって、帝国は古代から中世までをどう生き抜いたか。波乱に満ちた興亡を鮮やかに描き出す。

出版社・メーカーコメント

「奇跡の一千年」はなぜ可能だったのか? ヨーロッパとアジア、キリスト教とイスラーム……「文明の十字路」にあって、帝国は古代から中世までをどう生き抜いたか。波乱に満ちた興亡を鮮やかに描き出す。

著者紹介

井上 浩一 (イノウエ コウイチ)  
1947年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業。同大学大学院西洋史学博士課程修了。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専門はビザンティン帝国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)