無冠の男 松方弘樹伝
| 出版社名 | 講談社 |
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| 出版年月 | 2017年2月 |
| ISBNコード |
978-4-06-220544-3
(4-06-220544-0) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 313P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
「役者に勲章は要らない。他人様の記憶に残ればそれでいい…」病に倒れる2ヵ月前に語り尽くしていた魂のインタビュー。出演・関連映画作品全リスト掲載。 |
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| 目次 |
読者のみなさまへ 松方弘樹の四百五十日 |



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じっくりと話を聞きながら、一冊の本にまとめるつもりでした。しかし、3度目のインタビューが終わった約2ヵ月後、松方弘樹さんは突然病魔に襲われました。およそ1年にわたる必死の闘病を続けるも、2017年1月21日に永眠・・・あまりにも突然のお別れでした。インタビューでは心に残る台詞をいくつもいただきました。「役者に勲章は要らない。他人様(ひとさま)の記憶に残ればそれでいい・・・」 「僕は役者ですから総理もやくざも関係ない。人間的魅力のある人には否応なく惹かれるし、演じてみたい」 「役者っていうのはありのままの自分を見せるもんじゃない。作りものの面白さを見せるものだ」 無冠こそ我が誇り・・・・そう自負してやまない人でした。「最後の俳優」松方弘樹のラストインタビューです。独自の役者道を駆け抜けた唯一無二の俳優、松方弘樹――その熱すぎる人生を、『映画の奈落』の著者・伊藤彰彦氏が活写します。