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インフレとデフレ

講談社学術文庫 2105

出版社名 講談社
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-06-292105-3
4-06-292105-7
税込価格 1,056円
頁数・縦 278P 15cm

商品内容

要旨

世界恐慌、ドイツ・ハイパーインフレ、昭和恐慌、リーマン・ショック…。本書は歴史的検討に基づいて二つの悪夢、インフレとデフレの発生メカニズムを解明し、そのコントロール法を考える。インフレ目標政策とは何か?一九九〇年代以降の経済理論の新知見と長期化する日本デフレを踏まえて新章を書き下ろし。格好の経済学入門にして提言の書。

目次

序 インフレ・デフレを防げるか
第1章 ハイパーインフレと大不況
第2章 インフレとデフレの恐ろしさ
第3章 デフレはなぜ起きるか
第4章 インフレはなぜ起きるか(1)―その長期的側面
第5章 インフレとデフレの歴史
第6章 インフレはなぜ起きるか(2)―短期から長期へ
第7章 スタグフレーションの克服とディスインフレ
第8章 コスト・プッシュ・インフレはなぜ起きるか
第9章 インフレ・デフレをどう予防するか
第10章 インフレ目標政策と日本の長期デフレの克服

著者紹介

岩田 規久男 (イワタ キクオ)  
1942年、大阪府生まれ。1966年、東京大学経済学部卒業。1973年同大学大学院博士課程修了。1983年、上智大学教授。1988年、学習院大学経済学部教授。この間、1976年~1978年、カリフォルニア大学バークレイ校にて客員研究員。専門は金融・都市経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)