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神主と村の民俗誌

講談社学術文庫 2571

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-516645-1
4-06-516645-4
税込価格 1,177円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

鎮守の氏神、小集落の産土神、同族神としての株神など様々な神の祭りを司る一方、氏子、産子たる人人の日常に深く関わる村の神主。中世的景観を残す吉備高原の村、ことあるごとに降臨する神へと人々の願う「おかげ」をどう繋ぐのか。家と暮らしの安寧のためご先祖様をいかに祀るのか。神主としての実践と民俗学者の視点から、村と祭りの現場を描く。

目次

問わず語りを聞く
八百や万の神遊び
マレビトの眼
恩師とはありがたき哉
恐ろしや火が走る
信心は宗教にあらず
家祈祷のはやりすたり
株神は摩利支天
中世の歴史再現
町づくりプロジェクトの十年
いまは亡き友人の誓い
神崎姓が二十四軒
直会膳の移りかわり
神と仏の「ニッポン教」
むらの祭りを伝える意義

おすすめコメント

氏神から産土神、株神を祀る。集落や同族、一家で神々を招くたびに役割を果たす神主の仕事とは? 祈祷・祭りと村の暮らしを描く。

著者紹介

神崎 宣武 (カンザキ ノリタケ)  
1944年岡山県生まれ。民俗学者。現在、旅の文化研究所所長。東京農業大学客員教授。公益財団法人伊勢文化会議所五十鈴塾塾長など。郷里(岡山県井原市美星町)では宇佐八幡神社ほか二社の宮司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)