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石ころだって役に立つ 「本」と「物語」に関する記憶の「物語」

出版社名 集英社
出版年月 2002年4月
ISBNコード 978-4-08-774578-8
4-08-774578-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 195P 19cm

商品内容

要旨

記憶は物語となり、やがて小さな歴史となる。50年代にはじまり70年代にいたる、回想の井戸から汲み上げる中年の生彩。

目次

なぜ私は本を読むのがやめられないのか
一九六三年の退屈―『乾いた花』
68ers(シックスティエイターズ)
海岸行きの電車
須賀敦子の風景
紙とインクのにおい
記すことなし。存在した。
石ころだって役に立つ

出版社
商品紹介

ベッドで読み、読みながら眠る。私にとって読書とは。団塊の世代の読書でたどる戦後史。

おすすめコメント

サブタイトルは、「本」と「物語」に関する記憶の「物語」。起きては読み、立って読み、手洗いで腰かけてときすら本を読むという関川夏央氏。電車で読み、歩きながら読み、ベッドで読み、読みながら眠る。そんな氏にとって、読書とは? 戦後史を団塊の世代の読書でたどることができます。

出版社・メーカーコメント

私は本をたくさん読む。起きては読み、立って読み、手洗いで腰かけて読む。電車で読み、歩きながら読み、ベッドで読み、読みながら眠る。私にとって読書とは? 団塊の世代の読書でたどる戦後史。

著者紹介

関川 夏央 (セキカワ ナツオ)  
作家。1949年新潟県生まれ。上智大学外国語学部中退。主な著書に『海峡を越えたホームラン』(第7回講談社ノンフィクション賞受賞)、『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローと共著・第2回手塚治虫文化賞受賞)など。01年に第4回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)