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草薙の剣

新潮文庫 は−15−9

出版社名 新潮社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-10-105419-3
4-10-105419-3
税込価格 825円
頁数・縦 443P 16cm

商品内容

要旨

草を薙いで野火の大難を防いだといわれる神剣―草薙の剣。12歳から62歳まで、6人の男たちとその父母、祖父母が経験した、戦前、戦後、学生運動、オイルショック、バブル、オウム事件、2回の震災、そして現代まで、そこに生きる人間の姿をつぶさに描くことで、「時代」という巨大な何かを立ち上がらせた奇跡の長編小説。知の巨人にして時代の感性だった橋本治の文業40年の結晶。野間文芸賞受賞。

著者紹介

橋本 治 (ハシモト オサム)  
1948‐2019。東京生れ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、1977(昭和52)年、小説『桃尻娘』を発表。以後、小説・評論・戯曲・エッセイ・古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。2002(平成14)年、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』により小林秀雄賞を、’05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、’08年『双調平家物語』で毎日出版文化賞、’18年『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)