• 本

終わらない原発事故と「日本病」

新潮文庫 や−8−26

出版社名 新潮社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-10-124926-1
4-10-124926-1
税込価格 572円
頁数・縦 273P 16cm

商品内容

要旨

人間の命を守るべきこの国の社会システムは完全に崩壊した。企業は利益を最優先し、安全管理を怠る。重大な事故が発生しても、その事実を隠蔽しようとする始末だ。根底にあるのは「いのち」の軽視―。日本を冒す宿痾が最悪の形となって現れた福島第一原発事故を、政府の事故調査・検証委員会の一員として徹底追及。血の通った人間観を失いつつある社会に警鐘を鳴らす渾身の一冊。

目次

1 終わらない原発事故(原発事故被害の特異性
故郷再生の道はいずこ ほか)
2 この国を蝕む「安全文化の日本病」(続発する一流企業の事故
経営の失敗による組織事故 ほか)
3 「被害者の視点」が映し出す真実(阪神・淡路大震災―最後の一人まで追い続けて
新潟県中越地震―「心の故郷」の再生を模索 ほか)
4 なぜだ、この国の「いのちの危機」(子どもが産めなくなる
患者リスト放置、いのち意識の希薄 ほか)
5 3・11後の死生観(震災後、問われる死生観と宗教心
誰かの犠牲に支えられている日常 ほか)

おすすめコメント

人間の命を守るべきこの国の社会システムは完全に崩壊した。企業は利益を最優先し、安全管理を怠る。重大な事故が発生しても、その事実を隠蔽しようとする始末だ。根底にあるのは「いのち」の軽視――。日本を冒す宿痾が最悪の形となって現れた福島第一原発事故を、政府の事故調査・検証委員会の一員として徹底検証。血の通った人間観を失いつつある社会に警鐘を鳴らす渾身の一冊。

著者紹介

柳田 邦男 (ヤナギダ クニオ)  
1936(昭和11)年、栃木県生れ。’95(平成7)年『犠牲―わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献が高く評価され菊池寛賞受賞。災害・事故・公害問題や、生と死、言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディア等の問題について積極的に発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)