• 本

幕末史

新潮文庫 は−56−1

出版社名 新潮社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-10-127181-1
4-10-127181-X
税込価格 935円
頁数・縦 512P 16cm

商品内容

要旨

嘉永六年(一八五三)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す―。波乱に満ち溢れた二十五年間と歴史を動かした様々な男たちを、著者独自の切り口で、語り尽くす。

目次

「御瓦解」と「御一新」
幕末のいちばん長い日
攘夷派・開国派・一橋派・紀伊派
和宮降嫁と公武合体論
テロに震撼する京の町
すさまじき権力闘争
皇国の御為に砕身尽力
将軍死す、天皇も死す
徳川慶喜、ついに朝敵となる
勝海舟と西郷隆盛
戊辰戦争の戦死者たち
新政府の海図なしの船出
国民皆兵と不平士族
西郷どん、城山に死す
だれもいなくなった後

おすすめコメント

黒船来航から西郷隆盛の敗死まで――。波乱と激動に満ちた25年間と歴史を動かした男たちを、著者独自の切り口で、語り尽くす!

著者紹介

半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
1930(昭和5)年、東京生れ。東京大学卒業後、文藝春秋に入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て、作家となる。’93(平成5)年、『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、’98年、『ノモンハンの夏』で山本七平賞を受賞する。2006年、『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』で、毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)