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ひらがな日本美術史 5

出版社名 新潮社
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-10-406106-8
4-10-406106-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 207P 26cm
シリーズ名 ひらがな日本美術史

商品内容

要旨

日本美術の“終わり”が始まる18世紀後半。京都には応挙、蕭白、若冲がいて、江戸には歌麿、写楽がいた。百花繚乱の時代を軽やかに迎え撃つ、シリーズ第5作。

目次

“終わり”の始まりとなるもの―円山応挙筆「雪松図屏風」
へんなもの―曽我蕭白筆「群仙図屏風」「商山四皓図屏風」
もしかしたらそうかもしれないもの―曽我蕭白筆「群仙図屏風」「唐獅子図」
曲がり角に来ていたもの―長沢蘆雪筆「龍虎図襖」と与謝蕪村筆「夜色楼台図」他
ひとりぼっちなもの―伊藤若冲筆「動植綵絵」「群鶏図押絵貼屏風」
前衛的なもの―浦上玉堂筆「奇峯連聳図」
全盛なもの―喜多川歌麿筆「当時全盛美人揃滝川」
ルネサンスになる前のもの―喜多川歌麿筆「婦人相学十躰ポッピンを吹く娘」
歴史のようなもの―「盆栽」
キーワードがないもの―「葵紋散牡丹唐草蒔絵乗物」「初音の調度」〔ほか〕

出版社
商品紹介

京都の若冲、蕭白から、江戸の歌麿、写楽まで。日本美術の曲がり角、百花繚乱の「へん(=魅力)」を軽やかに迎え撃つ、異端にしてド真ん中のシリーズ第5作。

著者紹介

橋本 治 (ハシモト オサム)  
1948年東京都生れ。東京大学国文科卒業。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説、評論、エッセイ、古典の現代語訳など、旺盛な執筆活動はとどまるところを知らない。96年『宗教なんかこわくない!』で「新潮学芸賞」を受賞。02年9月には、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で「第一回小林秀雄賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)