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学生と読む『三四郎』

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-10-603561-6
4-10-603561-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 286P 20cm

商品内容

要旨

ある私大の新学期、文芸学部教授の授業「近代国文学演習1」に十七人の学生が集まった。「いまどきの大学生」が漱石の『三四郎』を教科書にして、講義の受け方、文章の書き方、テーマの絞り方、資料の収集など文学研究の基本を一から学んでいく。実際に提出されたレポートと辛口の採点結果を交えながら、テクスト論の実践が理解できてしまう一年間の“物語”。

目次

第1章 今年も新学期が始まった
第2章 国文学科のカリキュラム
第3章 最初の授業で申し渡すこと
第4章 まず文章を書く練習からはじめる
第5章 大学生が読む『三四郎』
第6章 夏休みには書店を回ろう
第7章 学生たちの秋
第8章 学生たちの『三四郎』

出版社
商品紹介

新学期、文芸学部教授の「激辛ゼミ」に17人の学生が集まった。「いまどきの大学生」が研究生活の基本を一から身につけていく。

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)  
1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。東横学園女子短期大学助教授、成城大学文芸学部教授などを経て、早稲田大学教育学部教授。日本近代文学専攻。現代思想を武器に文学テキストを分析、時代状況ともリンクさせた“読み”を提出し注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)