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日本の近代 教養としての歴史 下

新潮新書 262

出版社名 新潮社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-10-610262-2
4-10-610262-5
税込価格 770円
頁数・縦 207P 18cm
シリーズ名 日本の近代

商品内容

要旨

日本の近代は焼け野原となって幕を閉じた。しかし、敗戦も一つの達成であった―。第一次大戦の戦勝から大東亜戦争の敗戦までの約三十年間、日本は何を成し遂げたのか。五大国として列強と肩を並べた日本は、帝国主義の終焉と相次ぐ大不況に方向性を見失う。国家が迷走するなか、主導権を握った軍部は、次第に最強国アメリカとの対立を深めていく。たった二冊で黒船から敗戦までの九十年がわかる特別講義の完結編。

目次

第1章 五大国になったが、日本は時代に取り残されてしまった
第2章 都市のサラリーマンという生き方
第3章 いつも戦争の遠因には不況があった
第4章 昭和デモクラシーを担った陸軍という政治集団
第5章 中国との戦争に終着点はあったのか
第6章 第二次世界大戦の中の日本の戦略
第7章 アメリカとの戦争、そして敗戦
あとがき 「敗戦」は悪くない結末だった

おすすめコメント

第一次世界大戦の戦勝国としてパリ講和会議に五大国の一国として参加した日本は、維新以来の宿願だった一等国として世界に冠たる列強と肩を並べたかに見えた。しかし、実際には帝国主義が終わったことに気づくことができなかった日本は、英国に変わって最強国に躍り出たアメリカとの対立との対立を徐々に深めていく。第一次大戦後から日本の敗戦までの約三十年を一冊に凝縮した、著者独自の日本近代史完結編。

著者紹介

福田 和也 (フクダ カズヤ)  
1960(昭和35)年東京生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、2002年『地ひらく』で山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)