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経営センスの論理

新潮新書 515

出版社名 新潮社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-10-610515-9
4-10-610515-2
税込価格 902円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

会社をよくするのに必要なのは、「スキル」よりも「センス」を磨くことである。会計技術であれ英語力であれ、単なるスキルをアップさせても「経営」はよくならない。「よい会社」には相幹の戦略に骨太な論理=ストーリーがあり、そこにこそ「経営センス」が光るのだ―。本格的な経営書として異例のベストセラーとなった『ストーリーとしての競争戦略』の著者が縦横に語り尽くす「経営の骨法」。

目次

第1章 「経営者」の論理(スキルだけでは経営できない
「良し悪し」よりも「好き嫌い」
ハンズオン―優れたリーダーか自らやる
ハンズオフ―優れたリーダーは何をしない」か
自由意志の原則)
第2章 「戦略」の論理(経営はすべて特殊解
イノベーションは「進歩」ではない
非連続の中の連続
森を見て木を見ず
攻撃は最大の防御―極私的な事例で考える)
第3章 「グローバル化」の論理(「過剰英語」への過剰対応
「多様性」の罠
グローバル化の本質は非連続生の経営
MBAプログラムで学ぶ意義)
第4章 「日本」の論理(複雑だが、不確実ではない
土を見て木を見ず
「専業」の国、日本
事業ねの金融
ロンドン・オリンピックの成績を戦略論にこじつけて考える)
第5章 「よい会社」の論理(カネと名誉と力と女
ラーメンを食べたことのない人による人気ラーメン店ランキング
「よい会社ランキング」のよい尺度ランキング
「働きがいのある会社」と「戦略が優れた会社」が重なる理由
燃える草食系)
第6章 「思考」の論理(「抽象」と「具体」の往復運動
情報と注意のトレードオフ
面白がる力)

出版社・メーカーコメント

「優れた会社」には「センス」がある。

会社をよくするのに必要なのは、「スキル」よりも「センス」を磨くことである。会計技術であれ英語力であれ、単なるスキルをアップさせても「経営」はよくならない。「よい会社」には根幹の戦略に骨太な論理=ストーリーがあり、そこにこそ「経営センス」が光るのだ──。本格的な経営書として異例のベストセラーとなった『ストーリーとしての競争戦略』の著者が縦横に語り尽くす「経営の骨法」。

著者紹介

楠木 建 (クスノキ ケン)  
1964(昭和39)年東京都に生まれ、幼少期を南アフリカで過ごす。一橋大学大学院国際企業戦略研究家(ICS)教授。一橋大学商学部卒、同大学院商学研究科博士課程修了。専門は競争戦略とイノベーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)