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幕末の朝廷 若き孝明帝と鷹司関白

中公叢書

出版社名 中央公論新社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-12-003883-9
4-12-003883-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 328P 20cm

商品内容

要旨

孝明天皇といえば、近年の研究では、朝廷の実権を握る摂関家や、開国を迫る幕府に、敢然と立ち向かった豪胆な性格の人物とされる。しかし史料から浮かび上がるのは、周囲への配慮と優しさをみせ、重大な決断を迫られて苦悩する姿である。孝明天皇の実像とは?なぜ岩倉具視ら中下層公家集団が発言力を持つようになったのか?本書では、考明天皇や関白鷹司政通らの動向を中心に、公家社会の実態に迫り、幕末史の新たな視点を示す。

目次

第1章 孝明天皇は豪胆な性格の持ち主か
第2章 幕末期的状況とは何か
第3章 ペリー来航とその影響
第4章 ペリー再航後の朝廷
第5章 孝明天皇はなぜ開国路線の前に立ちはだかったのか
第6章 安政五年の朝廷

出版社
商品紹介

孝明天皇といえば、通説では幕府に敢然と立ち向かった豪胆な人物とされる。天皇や公家たちの実像に迫り、幕末史の新たな視点を示す。

おすすめコメント

孝明天皇といえば、開国を迫る幕府に敢然と立ち向かった豪胆な性格の人物とされる。本書では天皇の動向を中心に、関白鷹司政通ら公家社会の実態に迫り、幕末史の新たな視点を示す。

著者紹介

家近 良樹 (イエチカ ヨシキ)  
1950年(昭和25年)、大分県に生まれる。同志社大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中央大学博士(文博乙第9号)。大阪経済大学講師、助教授を経て、大阪経済大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)