
みどりの光芒
出版社名 | 文藝春秋 |
---|---|
出版年月 | 1996年5月 |
ISBNコード |
978-4-16-316250-8
(4-16-316250-X) |
税込価格 | 2,136円 |
頁数・縦 | 405P 20cm |
商品内容
要旨 |
一九四五年。夏。白昼の横浜大空襲で孤児となった幼い姉妹は祖父の地・九州をめざす。リュックには母のかたみとなった麹、イースト菌、酒母を収めた。酒づくりの三種の神器だ。原爆被災直後の広島、敗戦の日に敵機の大襲来をうけた岩国…。戦禍をかいくぐり、大分へ。青い空、澄んだ小川、緑の山々。安住の地を得た姉妹は暮しのためにドブロクの密造をはじめた―焼跡のドブロクづくりから始まった女三代の闘い。緑したたる九州の農村で、“日本一の焼酎”をめざし悪戦苦闘する女性の物語。 |
---|