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出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-16-324530-0
4-16-324530-8
税込価格 1,572円
頁数・縦 171P 20cm

商品内容

要旨

インパール戦線から帰還した男はひそかに持ち帰った拳銃で妻と情夫を撃つ。出所後、小豆相場で成功し、氷に鎖された海にはほど近い“司祭館”に住みついた男の生活に、映画のロケ隊が闖入してきた…。現代最高の幻視者が紡ぎぎ出す瞠目の短篇世界。

出版社
商品紹介

復員して妻の情夫を撃ち殺し、出所後、廃屋同然の司祭館で虚無的に生きる男の生活に映画のロケ隊が闖入してきた。瞠目の短編世界。

おすすめコメント

インパール戦線から帰還した男はひそかに持ち帰った拳銃で妻と情婦を撃つ。出所後、小豆相場で成功し、氷に鎖された海にほど近い<司祭館>に住みついた男の生活に、映画のロケ隊が闖入してきた・・・。現代最高の幻視者が紡ぎ出す、夢幻へ狂気へと誘われる戦慄の八篇。

著者紹介

皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)  
1930年京城生まれ。東京女子大学外国語科中退。児童小説でデビューし、73年「アルカディアの夏」で第20回小説現代新人賞、85年「壁―旅芝居殺人事件」で第38回日本推理作家協会賞長編賞、86年「恋紅」で第95回直木賞、90年「薔薇忌」で第3回柴田錬三郎賞、98年「死の泉」で第32回吉川英治文学賞を受賞。ミステリーから幻想小説、時代小説など幅広いジャンルにわたり活躍を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)