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メタボラ

文春文庫 き19−14

出版社名 文藝春秋
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-16-760214-7
4-16-760214-8
税込価格 1,016円
頁数・縦 684P 16cm
シリーズ名 メタボラ

商品内容

要旨

記憶を失った「僕」は、沖縄の密林で、故郷を捨てた昭光と出会う。二人は名前を変えて新たな人生を歩もうとするが、非情なヒエラルキーに支配された実社会に、安住の地は見つからない。孤独、貧困、破滅の予感。逃げろ!何処へ?底辺に生きる若者たちの生態を克明に描き、なお清新な余韻を残す傑作ロードノベル。

おすすめコメント

記憶を失った〈僕〉は、沖縄の密林で、故郷を捨てた昭光と出会う。2人は名前を変えて新たな人生を歩もうとするが、非情なヒエラルキーに支配された実社会に、安住の地は見つからない。孤独、貧困、破滅の予感。逃げろ! 何処へ? 底辺に生きる若者たちの生態を克明に描き、なお清新な余韻を残す傑作ロードノベル。 解説・小山太一

著者紹介

桐野 夏生 (キリノ ナツオ)  
1951年、金沢生まれ。成蹊大学法学部卒業。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』では10年、11年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。1998年に日本推理作家協会賞を受賞した『OUT』で、2004年エドガー賞(Mystery Writers of America主催)の候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)