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エレクトラ 中上健次の生涯

文春文庫 た79−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-16-777390-8
4-16-777390-2
税込価格 859円
頁数・縦 463P 16cm

商品内容

要旨

和歌山県の“路地”と呼ばれる被差別部落に私生児として生まれた中上健次。彼はいかなる宿命を背負い、作家となったのか。肉親、同級生、新宿の荒くれ時代の仲間、担当編集者などへの取材を通して、中上健次という作家の「核」を説得力のある言葉であぶりだす。現代文学の巨人の生と死を渾身の筆で描いた傑作評伝。

目次

第1章 路地へ
第2章 変身
第3章 パッシング
第4章 故郷を葬る歌
第5章 わが友連続射殺魔N
第6章 父になる
第7章 出世作
第8章 核を食らう獣
第9章 光をあびて
第10章 言の葉の海
第11章 熊野に死す

おすすめコメント

和歌山県の“路地”と呼ばれる被差別部落に私生児として生まれた中上健次。彼はいかなる宿命を背負い、作家となったのか。肉親、同級生、新宿の荒くれ時代の仲間、担当編集者などへの取材を通して、中上健次という作家の「核」を説得力のある言葉であぶりだす。現代文学の巨人の生と死を渾身の筆で描いた傑作評伝。 解説・勝目梓

著者紹介

高山 文彦 (タカヤマ フミヒコ)  
1958年、宮城県高千穂町生まれ。法政大学文学部中退。1999年刊の『火花―北条民雄の生涯』(飛鳥新社、角川文庫)で、第31回大宅壮一ノンフィクション賞と、第22回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)