商品内容
要旨 |
天下泰平260年の間に積もり積もった藩の借金25万両。あまりの巨額に嫡男はショック死―丹生山松平家12代当主は、庶子の四男・小四郎に家督を譲るとひそかに「倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。そうとは知らぬ小四郎、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に、最大の難関・参勤行列の費用をひねり出そうとするが… |
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4-16-791928-1
大名倒産 上
浅田次郎/著
文藝春秋
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BK
出版社・メーカーコメント
260年の泰平の間に、積もり積もった借金はなんと25万両!この世のものとは思えぬ負債を知った長男はショックで急死してしまった。丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて庶子の四男・小四郎に後を継がせて隠居すると、ひそかに「大名倒産」の準備を進め…… 何も知らずに大名家の家督を継いでしまった21歳の小四郎、糞がつくほどの真面目さ誠実さを武器になんとか倒産を防ごうと必死の「経営再建」に乗り出すが。 参勤行列を整える金にも困窮つつ三万石の御領国・丹生山へ初のお国入りをした小四郎は倹約また倹約、殖産産業の鮭の養殖、国家老も商人も巻き込んでなりふり構わぬ金策。しかし焼け石に水…健気な若殿の大逆転はなるのか。 万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す! <逃げ切りを目指す親世代VS巨大な負債を押し付けられた若者> 笑いと涙がてんこ盛りの豪華エンターテインメント!! 巻末対談 浅田次郎×磯田道史