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なぜネット社会ほど権力の暴走を招くのか

出版社名 徳間書店
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-19-863960-0
4-19-863960-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

メディアは今、これまでになく弱体化している。ウェブ化の波の中で、新聞社は人員をデジタル部門に投入し、現場のジャーナリストの数は世界的に減少する傾向にある。また売り上げ低下に苦しむメディアは、救い主として現れた大富豪の手に牛耳られ、情報の質や独立性が犠牲となっていく。果たして、メディアの危機を救い、民主主義と真実を自分たちの手に取り戻す方法はあるのだろうか?気鋭の経済学者が、斬新で具体的な回答を提示する話題作!

目次

はじめに これまでになく弱体化しているメディアの救い方(コピー情報を掲載する競争
絶滅していく新聞 ほか)
第1章 メディア崩壊が真実を殺す(本当に情報の時代なのか?
新聞・雑誌のかかえるパラドックス ほか)
第2章 広告幻想の終わり(広告収入はなくなる
広告が新聞の自由を守る? ほか)
第3章 21世紀のための新しいメディア会社(デジタル時代の資金調達
市場原理がもたらしたもの ほか)
結びに代えて メディアと民主主義を守れ(駅馬車の最後
今こそ変革のとき)

出版社
商品紹介

トマ・ピケティも推薦する気鋭の社会学者が、いま世界のメディアに迫りつつある危機と民主主義の崩壊を予見。

著者紹介

カジェ,ジュリア (カジェ,ジュリア)   Cag´e,Julia
1984年2月生まれ。新進気鋭の経済学者。ハーバード大学大学院で博士号を取得、パリ政治学院経済学准教授。国家経済委員会メンバー
山本 知子 (ヤマモト トモコ)  
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東京大学新聞研究所研究課程修了
相川 千尋 (アイカワ チヒロ)  
1982年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)