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目利きのヒミツ

知恵の森文庫

出版社名 光文社
出版年月 2002年9月
ISBNコード 978-4-334-78186-6
4-334-78186-1
税込価格 586円
頁数・縦 267P 16cm

商品内容

要旨

「できるだけ安い物の中から良い物を探したい。つまり金で解決ではなくて、自分の眼力で勝負したい」(本文より)。書画骨董だけでなく、たとえば笑顔にも本物とニセ物がある。「ワケあり」の男女を見抜くのも、一瞬の目利きだ。人に本来備わった直感力を磨き、眼力を養うためのフィールドワーク。目利きの達人、白洲正子氏との対談「目玉論」を収録。

目次

1 一瞬の目利き
2 土地の性格を見る
3 現代美術と鼻の関係
4 オウムの頭と体
5 澄んだ目の養殖
6 球場で見るイチロー
7 ニセ札の手ざわり
8 真贋の奥に見える生きもの
対談・目玉論(白洲正子/赤瀬川原平)

著者紹介

赤瀬川 原平 (アカセガワ ゲンペイ)  
1937年、横浜市生まれ。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)中退。’60年代、「ネオ・ダダイズム」の前衛芸術家として活躍。その後、尾辻克彦のペンネームで小説を執筆、’81年、『父が消えた』で芥川賞受賞。路上観察学会の「長老」として、また中古カメラの「達人」としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)