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信長の革命と光秀の正義 真説本能寺

幻冬舎新書 あ−16−3

出版社名 幻冬舎
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-344-98580-3
4-344-98580-X
税込価格 880円
頁数・縦 212P 18cm

商品内容

要旨

光秀はいかなる正義のもとに主君・信長を討ったのか。本能寺の変直前、信長は自らを天皇の上に置くという規格外のスケールで新しい国作りを目指していた。信長の革命思想は、朝廷・幕府・イエズス会、誰にとっても危険すぎる方向へと膨らんでいく。一方、近衛前久を中心とした信長包囲網もさらに強固な勢力となっていた。信長の最期の言葉「是非におよばず」の真意とは?秀吉は本能寺の変の計画を知っていたのか?戦国時代史の禁断の扉を開く画期的一冊。

目次

第1章 光秀単独犯行はありえない
第2章 謎だらけの明智光秀
第3章 革命家信長の光と闇
第4章 戦国時代はグローバル社会だった
第5章 戦乱の日本を覆うキリシタンネットワーク
第6章 「本能寺の変」前と後

おすすめコメント

日本史上まれにみる天才・信長は、自らを天皇の上に置き、規格外のスケールで新しい国作りを目指していた。自分を将軍など要職三職のいずれかに就任させるよう求めた朝廷への三職推任要求や、安土城から発掘された御所の存在がそれを証明している。信長の革命思想は、朝廷・幕府・イエズス会、誰にとっても危険すぎる存在となり、その緊迫した状況の中、本能寺の変は起きた――。光秀は、いかなる正義のもとに主君・信長を討ったのか? 信長最期の言葉「是非におよばず」の真意とは? 戦国時代史の禁断の扉を開く画期的一冊。

著者紹介

安部 龍太郎 (アベ リュウタロウ)  
1955年6月福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高専卒業。東京都大田区役所に就職、後に図書館司書を務める。90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で第一一回中山義秀文学賞を受賞。13年『等伯』で第一四八回直木賞受賞。15年福岡県文化賞受賞。20年京都府文化賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)