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連帯の時代 コロナ禍と格差社会からの再生

出版社名 新日本出版社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-406-06336-4
4-406-06336-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

コロナ禍で明確になった格差社会の大破綻の下で、イタリアの楽天性や暴力を排して堅実に歩む東欧など、新しい変革への原動力を描く書き下ろしの力作!

目次

第1章 自立と連帯の社会―イタリア(白いマックのローマ
赤い街ボローニャ
花の都フィレンツェ)
第2章 連帯が抑圧社会を覆した―ドイツ、チェコ、ポーランド(ドイツ―勇気を奮い起こした人々
チェコ―自由な言葉を求めて
ポーランド―「連帯」による抵抗)
第3章 歌と人間の鎖で連帯した人々―バルト三国(バルトの大地へ
ロシアとドイツのはざまで
歌う革命)
終章 分断の新自由主義から連帯の時代へ―世界から日本へ(「コロナ」から見える不平等社会
新自由主義に立ち向かう世界
連帯する日本の市民運動)

出版社・メーカーコメント

「連帯」──この言葉にはどのような意味が込められているのか。コロナ禍とたたかいながらも未来を楽天的に切り拓くイタリア、重い歴史を背負っていても、やはり明るく力強い明日を生み出している東欧とバルト三国、そして格差社会の極致かのようなアメリカと日本の現状から、人々の生活を豊かに再生する原動力をつかみとった書き下ろしの力作!

著者紹介

伊藤 千尋 (イトウ チヒロ)  
1949年、山口県生まれ。71年にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティアに参加。73年、東京大学法学部を卒業、「東大ジプシー調査探検隊」隊長として東欧を調査する。74年、朝日新聞社に入社。東京本社外報部などを経て、84〜87年サンパウロ支局長。88年『AERA』創刊編集部員を務めた後、91〜93年バルセロナ支局長。2001〜04年ロサンゼルス支局長。現在はフリーの国際ジャーナリスト。「コスタリカ平和の会」共同代表、「九条の会」世話人も務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)