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自分の中に孤独を抱け

青春文庫 お−48

出版社名 青春出版社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-413-09669-0
4-413-09669-X
税込価格 792円
頁数・縦 218P 15cm

商品内容

要旨

人間がいちばん人間的なのは、孤独であるときなんだ。だからぼくは言いたい。孤独を悲壮感でとらえるな。孤独こそ人間の現実的なあり方であって、狭い、特殊な状況じゃない。人間全体、みんなの運命をとことんまで考えたら、ひとは必然的に孤独になる。孤独であるからこそ、無限の視野がひらける。

目次

第1章 人生のドラマは、いつだって自分が中心だ
第2章 「挑み」をやめた瞬間から老人になる
第3章 人生は不純なものとの闘いだ
第4章 人間は樹に登りそこなった
第5章 創造すること、それは人間の本能的な衝動だ
第6章 ぼくは抵抗する。その決意はますます固い

著者紹介

岡本 太郎 (オカモト タロウ)  
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、三〇年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)