放射能問題に立ち向かう哲学
筑摩選書 0059
| 出版社名 | 筑摩書房 |
|---|---|
| 出版年月 | 2013年1月 |
| ISBNコード |
978-4-480-01564-8
(4-480-01564-7) |
| 税込価格 | 1,760円 |
| 頁数・縦 | 286P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
3.11後の放射能問題は依然として暗い影を投げ続ける。不要な被曝をしてしまった不快と不安、不信などの「不の感覚」が蔓延し、それが復興の妨げにすらなっている。一方で「正しい」と思われる行為が他方で他者を苦しめる。「道徳のディレンマ」と呼ぶべきこの不条理を、超克することはできるのか―。一哲学者が、自問反復しながら徹底して理性で問い詰め、事態の混沌に明るみをもたらそうと格闘した思考の軌跡。 |
|---|---|
| 目次 |
第1章 低線量被曝とがん死 |
| 出版社 商品紹介 |
理性を脅かし信念対立に陥りがちな放射能問題を、哲学的思考法を援用して問い詰め、混沌とした事態を収拾するための糸口を模索する。 |



おすすめコメント
放射能問題は人間本性を照らし出す。本書では、理性を脅かし信念対立に陥りがちな問題を哲学的思考法で問い詰め、混沌とした事態を収拾するための糸口を模索する。