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路地裏で考える 世界の饒舌さに抵抗する拠点

ちくま新書 1420

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-480-07236-8
4-480-07236-5
税込価格 858円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

人々はみな「いまだけ」「ここだけ」「お金だけ」という世界を生きるようになっている。そこで効率よく生産し、可処分所得を稼ぐことこそが「よいこと」とされ、それらができないものは弱者として切り捨てられていく。しかし、そういったシステムでは誰もが幸せになることはできない。そこで、本書では生活者の視点からそれらのシステムを捉え返し、いかにして乗り越えることが可能なのかを様々な事例から明らかにしていく。

目次

第1章 路地裏の思想(経済成長していく時代のシンボル―『あしたのジョー』から『釣りバカ日誌』まで
家族が崩壊した時代の新しい共同体
成長よりも持続を主眼にした経済―乞食の思想 ほか)
第2章 映画の中の路地裏(明日から世界が違って見える―『オアシス』
生き延びるためのコミュニティ―『湯を沸かすほどの熱い愛』と『万引き家族』
文明という悪魔―『コイサンマン』 ほか)
第3章 旅の途中で(鳥と熊と山姥と―姥湯温泉
『乱れる』の舞台を歩く―銀山温泉
映画館と織物の余韻―青梅 ほか)

おすすめコメント

様々なところで限界を迎えている日本。これまでシステムに背を向け、半径三百メートルで生きていくことを決めた市井の思想家がこれからの生き方を提示する。

著者紹介

平川 克美 (ヒラカワ カツミ)  
1950年東京生まれ。著述家、早稲田大学講師。2014年3月より池上線荏原中延に「隣町珈琲」を開き、店主となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)