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細川幽斎の経営学 価値観大転換時代を生き抜く知恵

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-569-66350-0
4-569-66350-8
税込価格 545円
頁数・縦 268P 15cm

商品内容

要旨

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康…。それぞれに強烈な個性を持つ三武将に重用された男がいた。細川幽斎である。人はこの男を評して「世渡りの名人」というが、そこにいささかならぬ謗りがあることは否めない。しかし、積極的に評価すれば、卓越した処世の術を持った稀有な男ともいえる。本書は、幽斎の事績を追いつつ、童門流にその知恵の活かし方を紹介した一冊である。

目次

三つのEを実行
風度の時代
原点は流浪奉公
期待される部下像を歌で示す
主人義昭への疑念
信長の旧社会否定のプロセス
日本における権力の変遷
古い価値観と新しい価値観との対立
信長の将軍イジメ(新旧社会のブリッジ役に)
自己革新に努力〔ほか〕

著者紹介

童門 冬二 (ドウモン フユジ)  
本名、太田久行。1927年(昭和2)生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年(昭和54)、美濃部都知事の引退とともに都庁を去り、作家生活に専念。在職中に培った人間管理と組織の実学を、歴史と重ね合わせ、小説、ノンフィクションの世界に新境地を拓く。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。日本文芸家協会ならびに日本推理作家協会会員。1999年(平成11)、春の叙勲で勲三等瑞宝章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)