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異才の改革者渡辺崋山 自らの信念をいかに貫くか

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-569-66547-4
4-569-66547-0
税込価格 586円
頁数・縦 308P 15cm

商品内容

要旨

日本美術史に新境地を開いた画風を生み出す一方、藩政家として東海の小藩・田原藩の経営再建に尽力した渡辺崋山―。蘭学者との交流を通じて西洋の先進知識を蓄えた多才にして「異才の人」は、幕府の海防政策を批判した容疑で、49歳で自刃に追い込まれる。幕末初期の改革者だった崋山は、いかに守旧派と闘い、自らの信念を貫き通したのか?時代の先駆者の生涯に学ぶ一冊。

目次

崋山の改革理念
嫌った藩主と意気投合
農政家 大蔵永常を招く
ユニークな産業振興策
グローカリゼーションへの開眼
鎖国の中の開国
天保の妖怪ににらまれる
儒教を国教にした幕府
佐藤一斎と鳥居耀蔵
江戸のミーちゃんハーちゃん〔ほか〕

著者紹介

童門 冬二 (ドウモン フユジ)  
本名、太田久行。1927年(昭和2)生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年(昭和54)、美濃部都知事の引退とともに都庁を去り、作家生活に専念。在職中に培った人間管理と組織の実学を、歴史と重ね合わせ、小説、ノンフィクションの世界に新境地を拓く。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。日本文芸家協会ならびに日本推理作家協会会員。1999年(平成11)、春の叙勲で勲三等瑞宝章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)