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何かのためではない、特別なこと 失われた「大人の哲学」を求めて

出版社名 平凡社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-582-83717-9
4-582-83717-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

功利的には測れない、大人の人生について―本書は「即効性があり、有用で、刺激的なもの」ばかりを追い求めるようになった現代に対する、ささやかな抵抗である。

目次

第1章 何かのためではない、特別なこと(義務
錆色の風景
既視感
ゴミ屋敷縁起
祝福される受難者
戦後が作った三つの物語
人も歩けば
「弱きもの」を中心に抱える社会の強さについて
「くさい」ことの意味
嘘と夢
恋の不思議
足下の生活)
第2章 「小文字の世界」から足を延ばして(商店街の中の大学
読書の日々
国が大人になるということ
何かのためではない教育
“法”と“信頼”)

著者紹介

平川 克美 (ヒラカワ カツミ)  
1950年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。渋谷道玄坂に翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを内田樹らと共に設立、代表取締役となる。現在、株式会社リナックスカフェ代表取締役。立教大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)