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絆 いま、生きるあなたへ

出版社名 ポプラ社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-591-12488-8
4-591-12488-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 189P 20cm

商品内容

要旨

1000年前の都の大地震を綴った『方丈記』、鎌倉大地震を背景に書かれた『立正安国論』を踏まえ宗教学者が語る日本人の自然観、死生観。

目次

第1章 災害とともに生きてきた日本人(日本人の穏やかな表情
寺田寅彦の「天然の無常」、岡潔の警鐘 ほか)
第2章 私の身近に存在した「病」そして「死」(死に方について思う
毎日くり返す死と再生)
第3章 インド人の死者儀礼(マザー・テレサの「祈り」
ワーラナシへの巡礼 ほか)
第4章 日本人のゆく浄土(極楽ほどつまらない所はない
現代の臨死体験 ほか)
第5章 仏陀と親鸞と―日本人の死生観について(仏陀の生きた八十年を考える
聖者マハトマ・ガンディー ほか)

おすすめコメント

「なぜあの人がなくなって私はなぜ生きているのか」悲しみをかかえたまま、わたしたちは立ち直ってきた。 1000年前の都の大地震を綴った『方丈記』 鎌倉大地震を背景に書かれた『立正安国論』を踏まえ 宗教学者が語る日本人の自然観、死生観 荒涼たるガレキと化した光景のなか、老人は「北国の春」の一節を口ずさんでいた。こんどの震災によって誰もが、生きるとは、死ぬとはどういうことか まさに根源的な問いを突きつけられた。なぜそばにいた人が死んでいかなければならなかったのか。その究極の偶然性を受け容れるほかはない。その偶然性において人びとはよりそって生きていくしかないのだ。

著者紹介

山折 哲雄 (ヤマオリ テツオ)  
1931年アメリカ生まれ。1954年東北大学インド哲学科卒。東北大学大学院を経て、61年助手。鈴木学術財団研究部、春秋社編集部を経て、76年駒澤大学助教授、77年東北大学助教授。82年国立歴史民俗博物館教授。88年より国際日本文化研究所センター教授を経て、同センター所長などを歴任。むずかしいテーマを分かりやすく、かつ独特な視点から論じているユニークな宗教学者。2010年、南方熊楠賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)