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池内紀の仕事場 3

カフカを読む

池内紀の仕事場   3

出版社名 みすず書房
出版年月 2004年4月
ISBNコード 978-4-622-08133-3
4-622-08133-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 300P 20cm
シリーズ名 池内紀の仕事場

商品内容

要旨

家族・勤め先・文房具・性から変身・食べない男・長篇三部作まで。最新テクストの味読によって、熾烈な文学的野心とユーモアをもった等身大のカフカを発見。

目次

1 カフカという人(家族
友人ブロート ほか)
2 短篇をめぐって(窓辺の人物
虫男 ほか)
3 長篇をめぐって(『失踪者』
『審判』 ほか)
4 カフカの謎(父への手紙
手紙の行方 ほか)

出版社
商品紹介

陰鬱な顔をした不条理の作家カフカは、池内紀の新訳によって、その面貌を一変、笑いとユーモアを取り戻した。仕事場第1弾は、カフカにまつわる最新の成果を。

著者紹介

池内 紀 (イケウチ オサム)  
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。1966〜96年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。主な著書に『諷刺の文学』(1978年・白水社・亀井勝一郎賞)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年・集英社・桑原武夫学芸賞)など。主な訳書は、ゲーテ『ファウスト』(1999年・集英社・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000/2002年・白水社・日本翻訳文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)