• 本

批判的社会理論の今日的可能性

出版社名 晃洋書房
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-7710-3615-4
4-7710-3615-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 222,7P 22cm

商品内容

要旨

批判的社会理論の基礎はコミュニケーション行為か、承認か。

目次

序論 批判的社会理論の今日的可能性
第1部 ハーバーマス理論の現在とその周辺(社会理論としてのハーバーマス理論―『コミュニケーション行為の理論』から『事実性と妥当性』への展開をふまえたハーバーマス理解のこころみ
EUの正統性とそのポテンシャリティ―『ヨーロッパ憲法論』を中心に
R・フォアストの政治理論―正当化への権利の基底性
ハーバーマスの「普遍化原理」と討議倫理学の展開―K・ギュンター及びM・ニケによる新たな討議倫理学的構想
ハーバーマスとルーマン―批判的社会理論と社会システム理論における言論の自由と真理
ハーバーマスの宗教論―公共圏における宗教)
第2部 ホネット理論の展開(ホネット承認論と教育―教育学における受容を巡る議論
ホネットとアメリカ批判的社会理論―『再分配か承認か?』
承認の忘却としての物象化―コミュニケーションから承認へ
現代社会における自由の在処―ホネット『自由の権利』の挑戦
ホネットにおける「社会的自由」と新自由主義批判―『自由の権利』と『社会主義の理念』を中心に)

著者紹介

永井 彰 (ナガイ アキラ)  
現在、東北大学大学院文学研究科教授
日暮 雅夫 (ヒグラシ マサオ)  
現在、立命館大学産業社会学部教授
舟場 保之 (フナバ ヤスユキ)  
現在、大阪大学大学院人文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)